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アンモニウムの骨格変換

アンモニウム骨格は窒素原子上がカチオン性を帯びており、その特異な物性から生物活性分子や界面活性剤、有機分子触媒など多くの重要分子に組み込まれている。現状、アンモニウム化合物の多くは対応する3級アミンを調整し、最終段階でアルキル化を行うことで合成されている。このように合成ルートの選択肢が非常に限られていることから、構築できる構造の制限が大きく、アンモニウム骨格のもつポテンシャルを引き出しきれていない。本研究室ではこの問題を解決し、アンモニウム化合物のケミカルスペースの拡張及び、未知の機能の解明を目指す。これを達成する手段として、アンモニウム骨格の自在変換法を確立する。アンモニウム骨格を先に構築し、その後多様な構造へと誘導化することができれば、従来法とは全く異なった合成ルートを提供できる。現在は光触媒(PC)、もしくは遷移金属触媒(TM)を用いたアンモニウム骨格の変換に取り組んでいる。

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[担当メンバー]

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木之下 (M2)

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吉田 (M2)

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寺田 (M1)

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刀袮館 (M1)

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平手 (M1)

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濱脇 (M1)

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